裁定買い残グラフ

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裁定取引とは日経平均先物と現物株との価格差を利用して利益を狙う取引です。この2つの市場間の価格差を利用するため2つ同時に取引され、片方が買いであるならばもう一方は必ず売りになります。先物が割高ならば先物を売り現物株を買います。この取引に伴う現物株の残高のことを『裁定買い残』と言います。 通常、日経平均株価が上昇しているときは、多くの投資家は日経平均先物から先に買うので日経平均先物の価格が上昇し、割高になります。よって、現物株との価格差が拡大し、日経平均先物を売って現物株を買います。そうすることにより、裁定買い残が増加していくのです。その後、日経平均株価が下落し始めると、市場間の価格差が縮まってくるので、裁定解消売りが出やすくなります。裁定残高は3兆円前後に達すると言われていますので、一斉に裁定解消売りが行われると、市場に大量の現物株が売られることになり、株価の下落をいっそう加速させます。大規模な裁定買いや裁定解消売りが行われると市場を大きく揺るがす要因となるので、日々、裁定買い残の動向をチェックすることは非常に重要です。